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「The 4th Kind (フォース・カインド)」と「アイの物語」と実話怪談から教わった事

先日、と言ってもちょっと前に、映画『The 4th Kind フォース・カインド』を観ました、かなりノンフィクションなテイストを強く押し出した作品で、ドキュメント作品のような演出をしていました。

映画として役者が演じている映像と実際の映像を並列して流したり、当事者の博士をこの映画の監督がインタビューしてみたり。

こういう演出に凝れば凝るほど、素直じゃない観客(映画オタ、オカルトオタ含む)はついつい作品の粗を探してしまいます、実際のインタビュー映像のおかしな部分を探したり、ノンフィクションじゃない証拠を探したり。

フィクションと謳っている映画だと、そんなことしないのに、もしかしたら、自分でそういう事をして精神を安定させようとしているのかもしれません。

実話怪談と創作怪談の関係

実話怪談と創作怪談の関係でも、同じ事が言えるかもしれません、実話と銘打たれていると、知らず知らず矛盾を探してしまったりします(素直じゃない怪談マニアは)。

でもよく考えたら、人間の記憶なんかは曖昧で、実話怪談の体験を語った人の記憶が多少、いやかなり変容してしまっていても、何ら不思議ではないんですよね。

それをまた語り手が多少の脚色を加えるわけですから、本当にオリジナルの怪異そのままの話などあるのか?と思う事があります。

私の話は自分が体験した、もしくは近しい人間から聞いた話を、なるべくありのままで、その時思ったことをそのままに、あまり修飾せずに記述しています。

だから報告書みたいになったり、オチが全く無かったりする訳ですが・・・。

なので最近は、他人様のどんな作品でもプロレスを楽しむ感じで接するよう心がけています。

アンドロイドの言葉

山本弘氏が書いた『アイの物語』という作品で、アイビスというアンドロイドが、こんなセリフを言います。

山本弘 著 「アイの物語」 角川文庫 P163 より抜粋

「君は語り部だから。物語を愛する人だから、理解しているはず。物語の価値が事実かどうかなんてことに左右されないということを。物語には時として事実よりも強い力があるということを。他の人には理解できなくても、君にだけは分かるはず。私はその可能性に賭けて、君に話をしているの」

この言葉を読んで、目からウロコが落ちたのを思い出しました、物語の「リアル」にのみ価値を見出す考え方を、改めるきっかけになった言葉でした。

【関連リンク】

映画『The 4th Kind フォース・カインド』オフィシャルサイト

山本弘のSF秘密基地

THE 4TH KIND フォース・カインド 特別版 アイの物語
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